| 「びわ湖バレイ」は湖西にそびえる比良山系の打見山（1103．6m）と蓬莱山（1174．3m）に広がる 花と緑のさわやかな高原。冬は関西屈指のスキー場であり、夏はキャンプ 春･秋はハイキングと四季を通じて楽しめるレジャーゾーンである。 今回は琵琶湖の雄大さを満喫できるびわ湖バレイを訪れた。 | ||
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| 先ずは麓の山麓駅からアルプスゴンドラに乗って山頂駅までの空中散歩を楽しむ。
アルプスゴンドラはフランス生まれの四人乗りカプセル、眼下に広がる琵琶湖の素晴らしい展望を楽しみながら
打見山山頂まで１819m（斜長）を約8分で登る。 山頂駅で降りると夏でもヒヤッとした冷気を感じる。訪れた日は山頂気温が20℃、下界より10℃低い。 |
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| 山頂のパノラマ展望台から見下ろす琵琶湖の眺めは息をのむような美しさである。
この日の天気は良過ぎるほど良かったが少し霞がかかって遠方はやゝボーッとしていた。
それでも湖西の町並みのみならず、湖南の琵琶湖大橋や大津市街、更には対岸湖東の近江八幡や沖島を望む景観は一幅の絵巻物を見るような見事さである。 北側には比良山系の山々が幾重にも重なって美しい稜線を見せている。 西南に見える比叡山越しには京都市が肉眼でもかすかに眺望できる。 打見山頂上を北側に廻ってみると北湖を隔てて伊吹山がはるか彼方に雄姿を現し、竹生島がかすんでいる。 |
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| 打見山と蓬莱山にまたがって６つのゲレンデがあり、１２〜３月のスキーシーズンには初級者向きから上級者向きまで変化に富んだゲレンデは大勢のスキーヤーで賑わう。 ７月下旬〜11月上旬の間、芝生の緑が美しい蓬莱山びわ湖側ゲレンデ（ホーライパノラマゲレンデ）ではグラススキーやフィールドボードを楽しむことが出来る。 蓬莱山の山頂には｢彼岸の鐘｣の石塔があり登山者やハイカーは鐘を鳴らして登山の無事を祈る。 |
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| 山内を周遊するリフトは全部で５本設置されており、夏休み中は５本を乗り継いで全山を約１時間で周遊することが出来る。
琵琶湖の展望、比良山系の天然林、足元に咲く高原の花など俗界を離れた爽やかな魅力に浸る１時間である。 打見山、蓬莱山を起点にして８つのハイキングコースが設けられ 春秋は多くのハイカー達で賑わう。 比良山系の尾根を行く縦走コース、夫婦滝･白滝渓流コース、小女郎が池高原コース等々 春夏秋の季節ごとに趣を変える比良山系と渓流の自然を楽しむことが出来る。 |
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| 打見山頂上からリフトで下った汁谷エリアと呼ばれるところには、50張、500人収容の林間キャンプ場があり
大自然の中でアウトドアライフを楽しめる。 打見山全体が遊び広場になっており､蓬莱山にかけてスカイアスレチックやジャングルジム、大すべり台、草すべり、アーチェリー、トランポリン、グランドゴルフ等の施設が設けられ子供達も楽しめる遊びが一杯である。 |
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| 折角高原に来たのだからバーベキューを・・・とご希望の向きには、山頂駅に隣接する山荘内の宝来パーラーがある。
他にも「びわ湖アルプス山荘｣のレイクビュー、笹平広場のレストラン｢バードキャッスル｣等があり食事には事欠かない。
また「びわ湖アルプス山荘」には空中ラドン温泉｢虹の湯｣もあり 琵琶湖を一望しながら入浴できる。 |
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| アキアカネが乱舞する打見山の芝生広場で、この日は｢コカリナとよし笛の小さい秋コンサート」が催されていた。
抜けるような青空の下
コカリナ、オカリナ、よし笛の澄みきった音色が大自然の中に溶け込み、何とも言えない清々しさを味わわせてくれた。 11月中旬まで高原の秋を楽しむハイカー達で賑わうが、12月になると愈々スキーシーズンの幕開け、京阪神から多くのスキーヤーが訪れ ゲレンデには色とりどりのスキーウェアーの花が咲く。 |
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